2017年8月25日金曜日

野川 灯籠流し




或る日、野川の中央道下を通りかかると、灯籠流しの予告看板が立っていました。
今まで催しがあること自体知らず、興味が湧いたので行ってみることにしました。


当日の準備中の様子




会場のすぐ北には野川と並行して国分寺崖線が走っており、急な坂がありますが、
自転車で来ている人がこんなにたくさん。


避妊手術済みの印(耳カット)がある野良猫。背景は中央道。





武蔵境通りの方から見た会場




異なる宗教が合同で参加しています。
それぞれが慰霊の声楽合唱、読経、祝詞などを上げていました。

雅楽演奏は築地本願寺で、笙1、篳篥2、龍笛1の4管編成。平調の越天楽、五常楽、陪臚などが演奏されました。




















閉会後に下流で回収される灯籠

最後の実行委員長の挨拶で、灯籠が下流に向かって流れたのは今回が初めてとの話がありました。去年までは上流に向かって逆流していたそうです。

催しが始まる前に小耳に挟んだ地元の人の話でも、例年灯籠は流れず、会場に留まっていたとのことで、この辺りは元々川が淀みやすいようです。今年は地元青年会が下流の掃除をして流れを良くしたんだとか。