2015年11月20日金曜日

歩道上の追突

自転車に乗っていてちょっと珍しい形態のニアミスに遭遇したので紹介します。


場所は埼玉県さいたま市大宮区大成町の大成町三丁目交差点。私はStreetView撮影地点の道路の左手の歩道(この構造だと路側帯か歩道か微妙な所ですね)をママチャリで交差点に向かって走っていました。(小雨、夕方)




同じ地点を別の日に撮影したStreetViewの写真です。右折レーンが無く、右折待機中の車の左脇にできた僅かな隙間を直進車がすり抜けて前に出ているのが分かります。私が遭遇したのもこれと全く同じ状況で、

(トーンカーブ調整、歩道部分の着色、文字入れ)

私が走っていた歩道(マゼンタに着色した部分)に、右後ろから直進車が急に乗り上げてきました。危うく追突される所でしたが、直進車のドライバーが直前で私に気付いて急停止したので事故には至りませんでした。

自転車と車の事故統計には件数は少ないながら「歩道上の追突」という分類があって、今までは一体なぜそんな事故が起こるのか想像もつきませんでしたが、「なるほどこういう事か!」と、追突されそうになった恐怖にも勝るアハ体験ができました。

それはそれとして、車の挙動や過去のStreetView画像からすると、どうもこの交差点では右折待ちの車の左横を後続の直進車が歩道に乗り上げてすり抜ける運転が常態化しているようですね。

沿道が煎餅屋の駐車場なので歩道と車道の境界に柵を立てるわけにはいかないのでしょうが、それでも横断歩道の直前にボラードを立てるくらいの事はできそうですが……。