2014年8月11日月曜日

富士みち90kmライド

河口湖から望む富士山



前回からの続き。
富士山から東京までの帰り道も自転車で走りました。


出発前にフェイスマスクの余分な布を縫い留める

日焼け対策でおたふく手袋のフルフェイスマスクを被っていったんですが、
喉元に垂れる布が長過ぎて水を飲む時に邪魔で邪魔で仕方ありませんでした。

ロードバイクの前傾姿勢ではこの部分は有っても無くても
日除け効果にあまり関係が無いので、
出発前に余分な布を仮縫いで留めておきました。


河口湖に寄り道








夏富士の山腹は鮮やかな緑色


富士山と少年野球


河口湖から富士吉田方面へ

富士みちは幅員に余裕の無い2車線道路で、
待避できる歩道が無い区間も多いです。
東京方面への下りはまだ良いですが、
逆方向の登りは頻繁に車に追い越される事になるので、
できれば避けたいルートですね。

途中、幾つかの市街地はバイパスで回避できます。
バイパスというと車がビュンビュン飛ばしていて危なそうという
先入観が有ったのですが、実際には市街地の中を通る旧道の方が、
沿道から出て来る車や対向車線から右折してくる車との
衝突リスクが大きいので、却ってバイパスの方が安全かもしれません。

(少なくとも、車と同じ速度で走れるロードバイクにとっては。)

都留市駅

時刻は間もなく正午

CamelBak に入れた水は、出発時に入れた氷が
少なかったせいで早くも温くなってきました。
ボトルケージで直射日光を受けてきた
ボトルの水はもはや「あっつ!」と感じるくらい。

暑さでクラクラし始めた頭をしゃっきりさせるために
コンビニで買ったガリガリ君Wグレープフルーツ味で強制冷却しました。


構内踏切

富士山方面に登っていくサイクリスト

夏の雲

富士急の踏切

田舎の夏だー

フジサン特急(富士急2000形)

元はJR東日本の165系パノラマエクスプレスアルプスです。
原宿の宮廷ホームで完成披露してましたね。もう27年前か。


電柱と夏雲

国道20号

私は藤野駅以西の国道20号を走った事が有りません。
今回はこの区間のプロファイルやコンビニの場所を下調べして来なかったので、
熱中症や事故のリスクを考え、安全側に逃げて大月駅から輪行する事にしました。

裾野に中央自動車道の鉄橋

礫岩の断崖が露出した岩殿山

こういう画面は明度差が大きすぎて、
撮像素子の小さな CX2 では見た通りに写らないので、
明るい雲の部分に露出を合わせて撮っておき、
パソコン上で修正しています(使用ソフトはGIMP)。

(カメラに備わっているダイナミックレンジ・ダブルショット機能は
合成アルゴリズムが阿呆すぎて、色相がずれたり
細部が灰色にベタッと潰れてしまうので使い物になりません。
他メーカーの機種は違うのかもしれませんが。)

CX2 は RAW 出力も出来ないので JPEG からの加工ですが、
空と雲の部分を除外選択しておいて
山の部分だけをトーンカーブで持ち上げれば、
空の青さや雲の質感を保ったまま仕上げられます。


国道20号のバイパスから左折して大月駅前へ

大月市街は桂川の南側に広がる河岸段丘の上に広がっています。
写真は川に向かって緩やかな坂を下っている所です。
こんな感じの地形が、今回輪行する区間に沿って下流まで点在しています。


大月駅に到着

改札機の近くのベンチで自転車を分解して袋に詰める作業をしていたのですが、
他のお客さんが来て焦ってしまい、ワイヤーロックを置き忘れてしまいました。
多少不便でも、迷惑を掛けずに落ち着いて作業できる場所を選ばないと駄目ですね。


富士急の鳥居型改札口

出発を待つ211系

随分前に乗った時は115系でしたが、
いつの間に211系に切り替わったんだろう。

寒冷地仕様でドアボタン付き

体が火照っていたので、電車に乗り込む前に
ホーム上の自販機で抹茶アイスを買いました。
自販機のアイスを買うのは地味に初めてだったんですが、
思いのほか小さくて拍子抜けします。


留置線の115系

以前走っていたのはこれでした。
ドアが文字通りの手動式で開閉させるのが滅法重かった。

車窓から

ずっと自転車の速度で移動して来た身からすると
山や川をトンネルや橋でビュンビュンと飛び越えていく感覚が新鮮です。
これで帰路の 130 km の内、40 km ほどを一気に運んでもらいます。


高尾駅に到着

到着番線と同一ホームの反対側から東京行きの列車が発車

大垂水峠を越えれば後は勝手知ったる平坦路なので
私はここで下車しましたが、そのまま輪行を続けるサイクリストにとっては
同一ホームで乗り換えできるダイヤ上の配慮は有り難いですね。


さよ〜なら〜

ホーム端の天狗像

この場所はヤマノススメというよりは
ディーふらぐ!の舞台探訪になるんでしょうか。

画面奥の柱に輪行袋を立て掛けていますが、
天狗を撮っている時にこれが強風で倒れてしまいました。
アルミバイクなのでそれほど心理的ダメージは受けませんが、
輪行中は横着して自転車から離れては駄目ですね。


並んで停車中のE233系

最近のJR東日本は通勤型電車のデザインに力を注いでるなと感じます。
日本はおろか、世界でも屈指の美しさではないでしょうか。


高尾駅から浅川へ

改札を出ると雨がパラつき始めました。
このとき都心方面はゲリラ豪雨に見舞われていたようです。
一度改札を出てしまったので、空の機嫌を窺いながらそのまま出発。

浅川サイクリングロードを漕いでいると
前方遠くに雷が盛んに落ちているのが見えます。
堤防の天端では直撃を受けるリスクが高いので、
雨雲に追い付かないように、且つ
背後から別の雨雲に追い付かれないように、
ペースを慎重に調整しながら進みました。


八高線踏切付近の路面

ここは浅川サイクリングロード全線の中でも
舗装状態が最も悪い区間です。なんで一挙に直さないんだろう。
車の通行が殆ど無いのに幅員が異常に広いのも謎です。



府中四谷橋

浅川から多摩川へ合流。往路で通った橋まで戻ってきました。
行きは橋の下流側の歩道を通ったので撮り逃してしまいましたが、
帰りは上流側を通ったので、

一週間フレンズ。

最終話に出てきた背景画の構図で撮れました。
(もう2、3歩左に寄れば完璧?)




雨雲の切れ間から差し込んだ西日に照らされる京王9000系

西武多摩川線の踏切が落雷で故障

落雷の影響で遮断機が作動しっぱなしになっていました。


迂回路を案内する職員

このとき既に路面は乾いていましたが、
降雨、西日と来れば……、

虹!

野川

CamelBak の水を飲み切ってしまったので(*)
近くのコンビニで最後の補給をしました。
* 何の前触れも無く、突然「ズズズ」と音が鳴って終了。
残量が分からないというのもハイドレーションの欠点の一つですね。

またしてもロックアイス 1.1 kg とミネラルウォーター 500 ml を買って
CamelBak (1.5 l) と Polar Insulated Bottle (24 fl oz.) に詰めましたが、
もうだいぶ日も傾いて暑さが和らいでいたので、
普通にミネラルウォーターだけでも良かったかも。

包装のビニール袋を捨てようと店先のゴミ箱に向かうと
「燃えないゴミ」分類が。東京に帰って来たなーと実感します。
神奈川県や山梨県のコンビニではこの分類が無くて戸惑いました。


調布飛行場の周辺の建物が見えます。

ダイサギかチュウサギか

鳥撮りにはやっぱりもうちょっと望遠性能が欲しい。
(RICOH CX2 は換算 28-300 mm 相当)

東八道路の電光掲示

「危険ドラッグ」と命名したばっかりに
なんだか間抜けな文になってしまってます。

にしても、こんな事で対策になるんでしょうかね。

ドラッグに手を出してしまうような
ストレスフルな心理状態をケアしない限りは、
何をやっても結局は無駄になるんじゃないかな。