2013年6月21日金曜日

オランダの自転車レーンの幅員

日本では自転車道は2.0m、自転車レーンは1.5mという
かなり狭い幅員が標準とされていますが、
自転車先進国のオランダではどうなっているでしょうか。

実際にメジャーを当てて実測している映像が有りました。






ビデオ前半は一方通行レーンを実測しています。
一方通行ながら、広いものでは3.0mも有るんですね。

3分18秒からの対面通行レーンの実測では、
3.5mから、果ては5.2mなんて破格の幅員も。


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映像を見ていると気付きますが、
車道とは物理的に分離された自転車道が
結構たくさん有りますね。

日本では、自転車にかなり詳しい専門家でも
「車道の端に線を引くだけで良い」
とか
「車道では滅多に事故が起こらない」
と言っていますが、
単に車道に線を引いただけでは路上駐車で塞がれるのが落ちです。

また、アメリカ(日本と同じくドライバーの攻撃性が高い国)では、
車道上を走行する自転車が車に追突される事故がたびたび起こっています。

日本でも、実際に接触・衝突される事は稀であるものの、
悪質で攻撃的な運転をされてひやひやする機会が
かなり多いというのが、私の実感です。

事故統計でしか考えない人にはそれが分かっていないのでしょう。

私個人としては、やはり
(幅員が十分広いという条件が満たされる限りは)
構造的に分離できる自転車道の方が好ましいです。