2013年2月2日土曜日

国交省の自転車ガイドラインの感想 p.28 検討項目

国土交通省が2012年11月29日に発表した
安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン(PDF)
を読みました。

問題点が無いか1ページずつ見ていきます。



以下、ページ番号はPDFファイル上の番号基準です。
紙面のノンブルとは一致していません。


p.28
通行方向について誤解を与えることのないよう、
ピクトグラムのデザインについて留意するものとする。

警視庁の自転車ナビマークは酷かったですね。
「留意」って、考案者以外からの検証がちゃんと入るんでしょうか。
コマネチの二の舞が避けられるかどうか不安です。


p.28
自動車通行空間と自転車通行空間とを区別するため、
自転車道、自転車専用通行帯、路肩等に路面着色する場合には、
周囲の景観に対し大きな影響を与えるため、地域毎の景観条例等や、
景観や色彩の専門家の意見を聴くなど、着色する路面の範囲や
色彩の彩度、明度等に留意するものとする。

道路に関しては地域独自を認めない方が良いのでは?
不統一は無用な混乱を招くだけだと思いますが。
大体、景観条例って言ったら地味方向にしかならないでしょう。

それから、標示形態を統一しておけば、
将来車のインテリジェンスが進化して
車自体が道路構造を判断できるようになった時、

自転車レーンに侵入しそうになっても
自動でステアリングを切り替えす、ブレーキを掛ける
などの芸当ができるようになるかも知れませんが。