2011年10月6日木曜日

ラジオ会館閉館前後の秋葉原

テナントの撤退が完了したラジオ会館。
目映い商品の山が消え、老朽化の実態が露わに。



過疎商店街さながらのアーケード通り。

ラジオ会館から少し歩いて秋葉原クレーン研究所。
笹の葉に吊るされた短冊には秋葉原らしい希望、願望、決意表明、その他いろいろ。
「AKB」や「リア充」といった単語で当世風に見えるが、
案外、20~30年前の若者文化と本質は変わっていないのかも。

高架下のケンタッキー。ワンピースのコスプレをさせられるカーネルさん。
他の街でもクリスマスの時期にはサンタ衣裳のサンダースを見るが、
ズボンの二重穿きは斬新だ。あと、麦藁帽子の鍔が短く感じられる。

駅前のガシャポン。
子供の頃、周りが皆「ガチャポン」と言うので混乱した思い出が有る。
「チャ」の方が言い易いのか、語感が良いのか、実際の機械音に近いのか…。
それだけが記憶に残っていて、当時何を買っていたか余り覚えていない。

電気街口北側の広場。
偉い人達が好きそうな「きれいな」駅前だが、街の「らしさ」を薄めてしまっている。
歓迎の文句は日英中韓が揃うが、韓国では秋葉原の知名度はかなり低いらしい。
そんなに来てるのかな。

ちょうど打ち水イベントの日だった。
手桶を整然と並べ警備員を配置。
生憎の曇り空の下、涼しい風が吹き通る。