2017年7月23日日曜日

PanasonicのImage Appのかなり深刻なバグ(と欠陥デザイン)

「パ、パナソニックさん? 一体どうしちゃったんですか?」

デジカメ用のスマートフォンアプリに、開発チームの内部事情が本気で心配になるくらい深刻なバグが発生しています。AppStoreのレビューでも既に複数人からGPS記録が正常にできないと指摘されていますが、具体的にどういうバグなのか、画面のキャプチャと合わせて説明します。

解決法、というか問題の回避方法も見つけたので、この問題で困っている方はご参考に。

2017年7月22日土曜日

南多摩尾根幹線道路の感想と自転車利用者の4分類

今年2月の尾根幹騒動で注目された場所の一つ、唐木田車両基地の上の区間
(2016年11月に撮影)

ここだけ見ると自転車に配慮されている風に見えますが、ここに到るまでのアプローチは

  • 停車帯の無い
  • 狭い1車線の
  • 登り坂で
  • 規制速度が50km/hの
  • 交通の激しい車道

という過酷な環境で、自転車で走れば後ろから車に煽られること必至なので、通勤通学や買い物でママチャリに乗る人がナビマークの恩恵に預かることはまず無いでしょう。私はロードバイクでしたが、ここで車道通行はさすがに無理と判断して歩道を選びました。帰り道は下り坂なので何とか車道を走れましたが。

2017年7月21日金曜日

都道19号・鶴川街道の自転車レーン

自転車レーンの北側の端、下石原一丁目交差点

「名古屋市自転車利用環境基本計画」の描くイメージと現実


出典:「名古屋市自転車利用環境基本計画」p.35 (pdf p.38)




現実には多分こうなるという想像図




そして現実(名古屋市桜通 地図URL


路上駐停車需要のある場所では柵や縁石で区切られていない単にペイントしただけの自転車レーンを整備しても車に塞がれて自転車の通行空間として機能不全を起こす。これはわざわざ試すまでもなく世界中の先例から既に分かっていた事です。

日本の自転車行政のおかしい所は、先行事例の失敗を学習せずに国の指針に機械的に従い、あちこちのプロジェクトで全く同じ間違いが延々と繰り返されている事です。

上に例示した名古屋の桜通は輪をかけて酷く、先行整備区間では自転車通行空間を車道から柵で区切って路上駐車の侵入を確実に防げていたにも関わらず、この追加整備区間ではそれを継承せずに破棄してしまいました。

外部サイトの関連記事
サイクルプラス「あしたのプラットホーム」(2015年06月14日)「名古屋国道事務所:国道19号伏見通り・桜通りの「自転車道」と「自転車レーン」

2017年7月10日月曜日

dhb Regulate Light Leg Warmersのレビュー

裏表にシリコングリップが付いているのが特徴

2017年7月5日水曜日

国交省ガイドラインの交差点設計例に対する事故予想が現実になりました

国土交通省・警察庁の自転車ガイドラインに掲載されている交差点構造は事故を招く可能性が高いと今年3月にツイッターで指摘しましたが、その予想通りの事故が今年6月にロンドンで発生していました。

国土交通省・警察庁(2016)「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」p.II-65 (pdf p.103) 所載の設計例。流入側の第一車線が左折専用、流出側の車線数が減少する交差点に、直進自転車を斜めに誘導する路面マーキングと自転車専用信号を付加していますが……


現実には自転車に青信号を出している間、他の全ての車を足止めするとは考えられない(警察は車の円滑な流れを最優先する)ので、恐らく直進自動車と直進自転車を同時に流すだろうと予想し、その場合、交差点の流出部で車と自転車が事故を起こす可能性が高いと(私の実体験も踏まえて)指摘しました。



そしてその通りの事故が、ロンドンの同じ構造の交差点で発生しました。


現行のガイドラインが思い付きレベルの杜撰な内容である事がよくわかりますね。全国の国道事務所、都道府県、自治体の担当者の方々は、くれぐれもガイドラインを鵜呑みにしないようにしてください。あなた方の設計が人を殺すことになるかもしれません。


2017年7月9日追記{
ロンドンの事故は、正確には上の図とは違って信号待ちのあいだドライバーの視界から自転車を遮る車はいませんでしたが、大型トラックの車体直近の死角に自転車の集団の一部が飲み込まれてしまいました。大型車混入率の高い幹線道路では、自転車を車から遠ざけるように通行空間を配置するのが鉄則と言えそうです(これは自転車が車道を走っていた交通戦争時代、交差点での左折巻き込み事故が多発していた事から日本が得ていたはずの教訓ですね)。

なお、上の図解は単にツイッターで流しただけではなく、東京都、京都市、大阪市の各建設局と国土交通省に内容証明付きで提出してありますので、上記のガイドラインに準拠した構造の交差点で事故が起きた場合、それについて国賠訴訟をしようとする弁護士の方のお役に立てるかと思います。

2017年7月4日火曜日

PWTツールケースのジッパー分離



2015年9月に買ったPWTのツールケース(生産終了?の初期型)のジッパーが本体から取れてしまいました。中身を詰めすぎた状態で強引にジッパーを開け閉めしていたら、ケースの角の部分2箇所で分離。同様の使用状況での故障報告はAmazonのレビューにも見られますね。縫い目を見るとかなり弱そうな糸で、特に動きの渋くなる角の部分でジッパーに掛かる力に耐えきれなかったようです。

今更ながら他のレビューを読むと、シリコンスプレーでジッパーの動きが滑らかにできるとの小技も。現在は同じブランドから後継品が出ています。商品紹介やレビューを見る限り、前作の欠点を徹底的に潰しているようです。

ジッパー分離の報告は元祖Vittoriaの製品にも出ているので、今買うなら上述のPWTの改良版が一番かもしれません。

2017年7月1日土曜日

「あなたの大切な人がここを走るとしたら」

交通の激しい幹線道路での車との混在通行や、大型トラックが轟音を立てて走るすぐ横に設けられた狭すぎる自転車レーン。イギリスでは依然としてこの種の危険な自転車インフラが多く、最新版の設計マニュアルにすら整備例として掲載されています。

そうしたインフラの実態を知らしめ、問題提起する画像を簡単に作れるツールを、イギリスのCycling Embassy of Great Britainが昨日(2017年6月30日)公開しました。


「もしあなたの大切な人がここを走るとしたら、どう思いますか」

この問い掛けで、今まで自転車インフラに無関心だった人にも現状の酷さに気づいてもらう狙いです。

私もさっそく手持ちの写真で作ってみました。
車道の端に自転車マークが設置されています。

2017年6月27日火曜日

乗客の一部が自転車に転換した場合の田園都市線の混雑率緩和効果の試算

以前ツイートした試算のメモ。東京でも特に混雑率の高い東急田園都市線の三軒茶屋付近を例に、国道246号の最外側車線を自転車道に転換した場合の混雑緩和効果を大雑把に推測しました。試算で用いた国内の設計指針の問題点も深く掘り下げています。

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